【秋田県羽後町】やってみようという気質があるまち(前編)

ひと しごと もの こと ~秋田県羽後町 蔵前ローカルラウンジ#4 訪問編~
2018-11-09

こんにちは。フラクタルの菅野です。
暦の上では「立冬」も過ぎたということで、秋の深まりを感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

みなさま、突然ではございますが「秋田県」と聞いて連想することとはどんなことでしょうか。

秋田犬・・・なまはげ・・・きりたんぽ・・・いぶりがっこ・・・稲庭うどん・・・曲げわっぱ

私もそんな感じです。最近だと夏の甲子園で金足農旋風の記憶が新しいところ。

今回、訪問させていただきました「秋田県羽後町」ってどこ?って思う方が多いかと思います。何を隠そう、私自身も最近まで知らなかったまちのひとつ。ひとつのきっかけをご縁に訪問してみました。そうしたら、想像以上に出てくる出てくるおもしろいところ。

●知らないマチを知るきっかけは東京に結構あると思う。


そもそも「秋田県羽後町」を知ったきかっかけは、6月に東京の恵比寿で開催された「地域仕掛け人市2018」という移住交流系イベント。そのイベントで、今回アテンドいただいた羽後町役場の佐藤さんと知り合ったことがきっかけだ。

多くの自治体が参加しているなかで、羽後町ブースで「うごまち未来の学校」のお話を聞いた時に、「あぁ、地域のコミュニティスクールか」しか思わなかった。だけど、佐藤さんからお話を聞いているうちにその想いが伝わってきた。自治体職員だからとかそういう括りではなく、本当に成功させようという気概を感じることができたのだ(余談だか、後日「うごまち未来の学校」をWebで調べたところ、なかなか検索しずらかった。)。

いいですよね。こういう熱い想いって。実際に、地域で活躍されている公務員の方って、何かを吸収しようとか、アウトプットをどうしようかと色んな角度にアンテナを張っている。そして、その一期一会の出会いからもつながるものがあれば、貪欲に関係性の構築に勤しんでいると思う。東京にいるから地方を知ることができないのではなく、東京の生活者である私たちも、もし地域への興味や関心があるならば地域系のイベントに参加してみればよいと思う。毎日たくさんの地域系イベントが開催されている。逆に飽和しているのでは?というくらいだし。

●羽後町を知ってみたくなった。


そんな出会いから半年後、私は羽後町に訪問することになった。羽後町を知ってもらいたい、ちょっとでも好きになってもらうためのイベントを開催することになったからだ。自治体さんとお仕事を開催するときは必ず事前に何度か訪問をするようにしている。その土地の歴史、文化、人、そして、空気感を知らない状態で開催するのは失礼と思うからだ。

今回の出発点である東京から秋田新幹線「こまち」で迎えにきてもらった「大曲駅」まで約3時間程度。そこから羽後町までは車で40分くらい。

ちなみに「大曲駅」で新幹線がスイッチバックするというなかなか珍しいところ。その分野で好きな人にはたまらないかもしれない。

佐藤さんと合流し2日間かけて羽後町の様々なところをご案内いただく。

まずは、羽後町役場からスタート。車中で「羽後町ってどんなまちですか?」ってざっくり聞いたところ面白いお話を聞くことができた。「そうですね、観光資源とかも豊富にあるわけでもないですから、とりあえずやってみようという気質のまちですね。」。最初はピンとこなかった。けど、今回訪問して思ったこと。そうか、この言葉の意味はこういうことだったのかと。

町役場を後にして、羽後町文化交流施設「美里音(ミリオン)」を訪問。TV東京系の鑑定番組の会場になったり、吹奏楽や演劇の公演にしようされるとのこと。すごい立派な施設。

途中、いちご園をよってみたのですが、こちらは民間企業さんが新規事業として取り組みだしたもの。ひとつの業態に限らず、その技術を活かして新規事業をやってみる。なるほど。

続いて訪問したのは五輪坂アルカディア公園。ピクニックやBBQなどのアクティビティから年間通じて魚つりを楽しむことができる。写真にはないのだが、近隣の池に蓮が一面に広がりすごい立派だったのが印象的。蓮の花が咲くシーズンもぜひ楽しみたい。

アルカディア公園、これとあれがこう組み合わさればもっとこうなるんじゃないかなという気持ちになるところ。

続いて訪問したのが、日本三大盆踊りの1つである「西馬音内盆踊」の伝統芸能伝承施設「西馬音内盆踊り会館」。この通りは、毎年8月16日から18日にかけて行われる「西馬音内盆踊」のメインストリートとなるところ。

電線も地中化されており、歴史的な建物もあり、趣を感じることができる。

このワインバーも古民家をリノベーションして、民間事業者が新しい事業として行った取り組みのひとつ。まちの文化施設を楽しむというより、この施設は、どのようなストーリがあって生まれたのか聞くことが楽しくなってきた。

こちらが「西馬音内盆踊り会館」。館内は盆踊りの様子を人形で表現したものや衣装や盆踊りの映像が公開されている。


会館では、盆踊り体験や交流ホールがあり、西馬音内盆踊りが定期的に開催されているとのこと(毎月第2土曜日 午後2時)。これやってみたい。

●羽後町は、やはり「人」がおもしろい。


初日ご案内いただいた施設はどれも綺麗で立派だ。けど、それより面白かったのが「人」に紐づくお話だった。もちろん、西馬音内盆踊もそうだし。この施設や事業はこういう背景で生まれたんですよとか、それがマチにとってどのような効果が起きたのかというお話がぽこぽこ出てくる。何か気になることがあったらとりあえずやってみる。仮に失敗したとしてもやらないよりはやったほうがよいそんな気質を感じることができた初日。それを裏付けするかのように、夜には羽後町の地域おこし協力隊の方との交流会。なぜ、羽後町の協力隊として活動しようとしたのかなどは次回の記事で。

【告知】
そんな、やってみようを応援してくれるまち「秋田県羽後町」さんとイベント行います。
羽後町のこれからをつくるアイデアやプロセスをつくるワークショップイベントを開催します。
東京に住んでいる私たちの視点をうまく活用できるような仕組みをつくっていければよいなと思います。
また、羽後町特産品である「西馬音内そば」や「羽後麦酒」さんのクラフトビールなどご用意しておりますので、羽後町に少しでも興味を持たれたら是非ともご参加ください◎

イベント名:蔵前ローカルラウンジ#4 秋田県羽後町
開催日時:2018年11月21日(水)19時30分~21時30分
場  所:地域と世界をつなぐゲストハウス「Little Japan」(http://www.littlejapan.jp/access)
ゲスト :羽後町役場 佐藤正和
テーマ :うごに住んでる人も遊びに来た人も情報発信したくなる場をつくろう!     
参加費 :1,000円(軽食付き)



■「蔵前Local Lounge」とは
単一の地方自治体では継続的に実施することが難しい東京でのプロモーション活動の一環として、自治体の担当者が、地域の現状や課題を来場者に対してプレゼンテーションを行い、来場者と共にワークショップを通じて語り合い、地域内では生まれにくいアイデアやプロセスを導き地域課題の解決につなげていく語り合いの場。また、毎回、参画した地方自治体の美味しい特産物を「うちのもの」としてご提供し、参加者に対して地域の食文化の豊かさを身近に感じていただく。

秋田県羽後町HPはこちら

■株式会社フラクタル
フラクタルのシティプロモーションは、本来あるべき地域の理想の姿から地域と共にマーケティング戦略を考え、課題解決力のあるコミュニケーションデザインを通じて効果的なプロモーション戦術を構築します。
東京都台東区蔵前1 -7-7 アイランドビル7F
TEL: 03-3866-1938
URL: http://www.fractale.co.jp/

シティプロモーション担当:菅野 秀和(カンノ ヒデカツ)
福島県郡山市出身。東日本大震災を契機に地元の為に貢献できることは?という命題のもと、地域活性化コンサル会社や農業ベンチャーにて実際に地域に移住しつつ業務を行う。2017年10月より株式会社フラクタルのシティプロモーション担当として、全国の自治体に対してコミュニケーションデザインを通じた地域課題の解決への取り組みや都市部での地域魅力を伝えるために奔走中。

(本件に関するお問い合わせ先)
株式会社フラクタル
コミュニケーションデザインユニット
シティプロモーション担当:菅野 秀和
Mail:h.kanno@fractale.co.jp

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