【宮城県大崎市】若者と地域がつながる仕掛けづくり

ひと しごと こと ~地域が求める地域での新しい働きかた~
2018-11-16

宮城県北西部にある大崎市。地元商工会議所で働きながら「若者と地域をつなぐ」をコンセプトに、若者を主体とした活動を行い、若者が活躍できる場づくりを行っている「NPO法人Avain(あばいん)」の副代表として2足のわらじで活動している足利さん。これからの働き方として「副業」が注目されていますが、「本業×地域を盛り上げる」という地域での新しいワークライフについて連載いただきます。今回は、「NPO法人Avain」が、大崎市でどのような活動をおこなっているのか記事を書いていただきました。手ぬぐいかわいいですね。

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皆さん、こんにちは!宮城県大崎市の足利文香です。

すっかり秋めいてきましたねー。

もう冬も近いですかね、寒い寒い。

先日、地元の紅葉スポットである「鳴子峡」に行ってきました。大崎市鳴子にある「鳴子峡」は、日本屈指の紅葉スポットなのです!

まっかっか!

思わずため息が出るくらい、本当に綺麗ですよね。青空とのコントラストがたまりません。朝早くから多くの観光客で賑わっていましたよ。大崎市に遊びに来る際は是非訪れて頂きたいスポットです!

さて、本日は私が所属しているNPO法人Avainの活動内容についてご紹介いたします。前回の記事でAvainのコンセプトや活動への想いを紹介させていただきました。(まだご覧になっていない方は、こちらをcheck it out!)

Avainの活動内容は主に

⓵大崎市の魅力を発信
⓶若者の実践の場
⓷多世代の交流の場

の3つのコンセプトから成り立っています。
それでは順を追って説明していきましょう。

<大崎市の魅力を発信>

前回もお話ししたように、大崎市には豊かな自然や食べ物があり、観光スポットある一方で、まだまだ魅力を発信しきれていないところもあるのが現状です。そういった地元にある魅力を、若者の目線から発信していきたいという想いから、活動を行っています。

特に最近力を入れているのは、地元で使われている「方言」に魅力を見出し、発信していこうという試みから生まれたオリジナル方言手ぬぐい、その名も「大崎あばいん手ぬぐい」のPR活動です!

方言イラストがプリントされている手ぬぐいなのです。自分で言うのもアレなのですが、この「大崎あばいん手ぬぐい」ほんっっとうにかわいいグッズです。

例えば、牛のことを、こちらの方言では「べこ」と言うのですが、

いや、も~~~~~、かわいい~~~~~~!!

このような感じで、癒し系のイラストがたくさんプリントされていて、方言の勉強も出来ちゃうという優れものなのです。

さらに、手ぬぐいには様々な活用法があり、上の写真のように、ティッシュボックスカバーとしても使えるのです!

結ぶだけで簡単に使えるのも魅力的。このほかにも、ブックカバーやペットボトルカバーとしても使えます。吸水性もよく、乾きやすいので、実用性もばっちり。これを片手に鳴子温泉を訪れて、温泉に入りに行くのもまた粋ですよね。この「大崎あばいん手ぬぐい」、様々な出店イベントで販売を行っています。いろんな方に手に取っていただき、大崎市に遊びに来た際のお土産としてもご購入いただいています。地元のお店にも数か所、置かせていただいています。

手に取っていただいた方からは、「この方言よく使う~!」、「うちの地元では違う方言を使うよ~」など、方言トークが弾むのです。実はこういったグッズって、初対面の人とも話題が作りやすくて、コミュニケーションツールの1つとしても使えるので、オススメです。私は人見知りで話題作りが苦手なので、こういったグッズがあるととても重宝します(笑)

<若者の実践の場>

さて、2つ目のコンセプトは、「若者の実践の場」。
これは、学生や若者が、おおさきでやりたいことを実現し、活躍できる場として、自分が「これをやりたい!」「やってみたい!」と思うことを実践できるようにしようというもの。特に今アツいのは、地元の高校生による活動。

Avainで主催するイベントのひとつに「Avain若者会議」というイベントがあるのですが、地元でやってみたいと思うことを意見出しするワールドカフェ形式のイベントで10~20代の若者に参加してもらいました。


こういったイベントを開催していくうちに、学生さんから「この企画をやってみたい!」という声が出るようになり、実践した活動事例も多くあります。

例えば、街なかに小さな図書館をつくりたいという思いから生まれた「おおさきぽすとしょかん」。

街角に置かれた本棚の本を、誰もが無料で自由に借りられる小さな図書館。本を通じて人と人をつなげたいと、地元の高校生たちが考えたものです。

発案者である女子高校生が、在学中に海外留学し、留学先でみた「リトルフリーライブラリー(小さな図書館)」を地元でもつくりたいと思うようになり、ポストの中にある図書館、「ぽすとしょかん」をつくりました。

cafe Avain前に設置されている「おおさきぽすとしょかん」、このポストは高校生による手作り。力作です。本の入れ替えも高校生が定期的に行っています。

また、複数の高校からなる合同チームで企画するものもあります。毎年8月3日・4日、商店街で開催される「おおさき古川まつり」で高校生がお化け屋敷を企画しています。

毎年大人気の企画となっていて、特に小中学生、高校生のお客さんからは「面白い!」と大絶賛。ただのお化け屋敷ではなく、謎解きシステムのある脱出ゲームも組み合わせているのが面白いです。

このように、高校生達が自主的に企画しているものが多々有り、やりたいことを実践出来る場を提供したりお手伝いするのがAvainの役目です。大人が提案して「こういったイベントを若者に手伝って欲しい」というのは容易に企画出来ます。しかし、それは時に押しつけにもなってしまうもの。そうではなく、主体はあくまで若者であり、大人は見守り役として困ったときに手をさしのべられる関係性であることが非常に大事だと思っています。

それ以外にも、高校生が自主的に企画したものがまだまだあるのですが、次回以降にまた詳しくお話できればと思います!

<多世代の交流の場>

3つ目のコンセプトは、「多世代の交流の場」。

地域において、学生と地域の大人が一堂に会し、交流する場は少ないと言えます。私も学生の頃は、友達と遊んだり、同じ年代の人と集まる機会はあっても、地域の大人の人としゃべる場所はありませんでした。学校の先生と、親くらい。

でも、多世代の方々が集まることで、大人は若者から刺激を受け、学生は大人に進路相談をしたり生き方を教わったりと、相互に新しい発見があり、それこそ化学反応が生まれると思うのです。それって、学校や家ではなかなか気づくことの出来ない経験だと思っていて、まさにAvainが第三の場所として、多世代が交流できる場として機能していきたいと思っています。

立食形式でごはんを食べながら交流するイベントもあれば、テーマを設けて、そのジャンルに興味のある人達が集まるイベントも開催しています。農業をテーマにしたイベントや、人狼ゲーム・ボードゲームに興味のある人が集まるイベントなどなど。

最近、私が推している(というか主催している)イベントがありまして。

じつは、私、クリームソーダ大好き人間なのですが、皆でクリームソーダを飲んで楽しむ会を開きたいと思い、思い切ってイベント化してみたのです。

その名も、「おおさきクリームソーダ会」。

完璧に自己満足なイベントを開催したな…と思っていましたが、意外にも様々な年代の方にご参加いただき、新たなニーズに気づくことが出来たのでした。「クリームソーダって懐かしい-!」「かわいいー!」そんなお声を多くいただきまして。

そうか、皆大人になっても子どもの頃の気持ちは忘れていないんだなぁと。皆が童心に帰られる場所も必要なのかなぁとも思った足利なのでした。意外にも好評でしたので、このイベントは定期的に開催する予定です!

「こういうイベントを開催して欲しい!」というものがあれば、是非ご意見をお寄せください!持ち込み企画も大歓迎です。

いかがでしたか?

よりNPO法人Avainの活動について、知って頂けたのではないかなと思います!

では、次回もお楽しみに!

◆大崎市担当:足利 文香(アシカガ フミカ)

1993(平成5)年5月28日生まれ。宮城県大崎市古川出身。宮城大学事業構想学部事業計画学科卒。大学生時代に「NPO法人Avain」を立ち上げ、現在、副理事長。「おおさきを若者が活躍できる街にすること」「おおさきのロールモデルになる」が目標。地元に就職しながらNPO法人で活動するという「二足のわらじ」を実践中。

◆特定非営利活動法人Avain
住所:宮城県大崎市古川台町2-21 千葉ビル1F東
TEL:090-4555-6246
Mail: osaki.avain@gmail.com
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Instagram:https://www.instagram.com/avain220/
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シティプロモーション担当:菅野 秀和(カンノ ヒデカツ)
福島県郡山市出身。東日本大震災を契機に地元の為に貢献できることは?という命題のもと、地域活性化コンサル会社や農業ベンチャーにて実際に地域に移住しつつ業務を行う。2017年10月より株式会社フラクタルのシティプロモーション担当として、全国の自治体に対してコミュニケーションデザインを通じた地域課題の解決への取り組みや首都圏で地域の魅力を伝えるために奔走中。

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